第9話 宝石の騎士②

薪はパチパチと音をたてて

燃えている。

「私は、レイヴンよガラハッド」

「そうかよろしく」 

二人の会話は自己紹介から始まり、

レイヴンが続けて質問した。

「あなた達は何者なの?」

ガラハッドは答えた。

「私達は、宝石の騎士。

各色の宝石を守る者だ。」

「どういうこと?」とレイヴンは質問した。

対してガラハッドは、

「少し昔話をしてやろう。」

と言って、語り始めた。

ある所にマーリンという

偉大な魔法使いがいた。

その男は、いくつかの宝石を作った。

そのかけらは、使い切りなら

ストーンと呼ばれ、

永久的に使えるものを結晶クリスタル。そして、永久的に使うことができ、力がとりわけすごいものを

宝石ジュエルと読んだ。

そしてガラハッドは続けた。

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