第7話 Birdie(バーディー)

「分かったぞ!」

とガラハッドが言った。

レイヴンは、「何が!?」と聞き返した。「お前の能力は、その宝石と関連している!」「ちっ…ガラハッドの看破眼か…」

「それで、どうすればいいの!?」とレイヴンが言った。

「お前ならその宝石の力を引き出せる!」とガラハッドが言った。

「どうすれば!?」とレイヴンは返した。「幸い、お前の剣は宝石をはめれる。はめて、念じろ!」

「分かった!やってみる!」と返した。宝石を柄にはめ、深呼吸をすると

むっ!とレイヴンは心の中で唱えた

すると剣からバチバチと音がし、黄色の宝石は輝いていた。

「これが私の能力!?」と驚いた様子でレイヴンは言った。

「そうさそれがお前の能力さ…名前は…」「小鳥バーディーね」とレイヴンは言った。

パーシヴァルは、「最高速でこの爪を突き刺してあげるよ」と言って突っ込んで来た。レイヴンは、小太刀をしまい構えた。すると不思議なことが起こった。パーシヴァルの動きが見えるのだ。ガラハッドは、あの娘…パーシヴァルの動きが見えている…特性までも引き出せるのか…力を取り戻すまでは、こいつと共に行動したほうがいいかもしれんと心の中でつぶやいた。

そして、パーシヴァルの爪が当たる

その寸前に、レイヴンは雷を付与した剣を当てた。

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