第16話 疑うのが仕事 & 届いた挑戦状

 純平は探偵とは疑うのが仕事だと理解していたようだ。しかしそんな矢先、純平に災難が起こる。それは玄関のポストに手紙の封筒が入っていたと京香が持ってきてくれたのであるが、その内容を純平が見て驚愕するのであった。その手紙にはこのように書いてある『名探偵さん、例えあなたが私たちネオジオンを邪魔しようとしても、我々の目的と、野望を潰す事は出来ない。これは挑戦状だ。会う時が来た場合は容赦しない』

 純平は脅迫状が来たと知って身震いするのであるが、このような圧力に負けてならぬかとは考えていたようである。相手がネオジオンと名乗っているのは、ガンダム関係なのだろうかと推測してみた。一応、ネオジオンが1人の単独犯ではないような気がするので、複数人いるのかなと考える純平であった。手紙はプリント印刷されていたようであるが、この奇妙な出来事を本気で考えるのには、少々荷が重かったようである。そしてネオジオンとはどのような勢力なのであろうか。

「赤丸桔平来ました。何かお呼びでしょうか」

 香川県の事について聞いてみたいと考えていた時、ちょうど赤丸桔平が来てくれたので、このヤバい手紙の内容を見せてみた。すると、赤丸桔平はやはり殺人事件なのですねと疑いが確信に変わるのであった。

「この手紙は警視庁のあの方に送付するわ。それでいいでしょ、純平ちゃん」

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る