しぶとさ
大気圏から放り出されて
息ができないままでいる
肺に星屑が溜まっていく
これを世界の終わりと呼ぶなら
僕のいのちも終わりで良いのにな
人間 存外しぶとくてやんなっちゃう
あの日の君は笑っていたけど
その指先でたしかに泣いてた
これも僕の幻想だと理解はしている
嗚呼、言葉で装飾しただけのエゴ
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