紫色の想い人
君がいつも切ない顔をして歌うそれ
君はいつも空を見あげて歌うそれ
最愛の歌 喪失の歌 それとも
邪推の止められない僕はお節介だから
君が震えるように絞り出したあの声を
いまも忘れられないままでいるんだよ
喉の震えが君の震えにリンクする
心揺さぶる君の声、あまりに苦しくて
僕はつい耳を塞ぎたくなってしまう
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