（いきなりゲームの話題になって混乱するオタクちゃんこと真野）

（ニコニコのギャルちゃんこと有紗）

「あ、あのさ、なんでわたしがイラスト描いてるくらいのことでゲームやろうと思ったの？」

「んー、なんかマヤちゃんに無理矢理押しつけてばっかりだなーって。洋服とかコスメとか、カットモデルとか」

「あぅ……（そんな、こっちだってライトノベル押し付けちゃったのに……）」

「なんかね、もっとマヤちゃんと趣味すり合わせた方がいいのかな？　とか思って！」

「そ、そんなことしなくていいよ、わたしはアリサちゃんにいろんな楽しいこと教えてもらえてうれしいから、わざわざわたしの趣味に付き合ってもらわなくても」

「そーなの？　でもマヤちゃんクリアしてからもやりこみ要素？　やってるって言ったじゃん、ゲームって色気のない遊びだと思ってたけど、それだけ夢中で遊べるってすごいよ！」

「あぅ……（いや全ての人に面白い保証はないのですが……）」

「あたしもさ、マヤちゃんが好きなもの好きになりたい！」

「えぅ？！（なぜ？！　なぜオタクと趣味を合わせたいのか？！）」

「？（なんで驚いてるのかな？　面白！）」

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