13 カットモデル
(髪を流行りっぽく、かつ自分好みにカットしてもらってドキドキのオタクちゃんこと真野)
(そんな真野をニコニコで眺めるギャルちゃんこと有紗)
「すごいね、髪切ってもらうだけでこんなに変わるんだね……」
「そうだよ! そうだ、カットモデルでブログに載るんだからさ、メイクもしようよ! お兄ちゃん、いいよね?」
(いいよと言う有紗の兄。有紗は棚からプロ仕様メイク道具一式を取り出す。有紗の兄がメイクを始め、次第に可愛くなっていく。出来上がって眼鏡をかける真野。写真を撮る有紗の兄)
「おわ……」
「すっごい大変身じゃん! マヤちゃんもさ、ふだんメイクすればいいじゃん!」
「あぅ……(自力でやってこんなに可愛くなるのか……? そもそも化粧品、化粧水と乳液しか持っていないんだが……だいたい学校でやったら叱られるでしょうよ)」
「あたしさ、バレないメイク研究してるんだ! 学校でもかわいい方がいいじゃん? バレないレベルだとファンデとかは使えないけど、その分安上がりだし!」
「(バレないメイク……かあ……それくらいならいいかも……)う、うん、興味ある」
「まじ? やった! ドラックストア行こうよ!」
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