23.目眩く捲る世界 〜それが好きな訳〜⁣



⁣I like a book which consists of papers, not electrical materials. Why? Maybe, because sensing is feeling.⁣

⁣⁣

⁣Stimuli of our sensors include the touchable and the untouchable. Both are mutually related in a brain. When, for example, we read a book, we feel the book through our senses: Through eyes as texts or illustrations and as papers and a material, through hands and fingers as paper surfaces and a weight, and through ears as a sound of turning a page. The all stimuli help me recognize the reading as an experience.⁣

⁣⁣

⁣Sensing is feeling. I believe that’s why we tend to favor so-called style of a decade ago.⁣


        ✿ 



⁣本を読むなら僕はまだ当分「紙」派だ⁣

⁣⁣


⁣指先から伝わってくる媒体の存在⁣


⁣頁の表から裏へ不連続に繋がる時間⁣

ざわめきの中でも耳奥に聞こえる紙擦れの音⁣

読み進んだという実感⁣

半立体的に認識する情報の位置⁣

内容ではなく物としての重み⁣

そして稀に紙独特の匂い⁣

⁣⁣



⁣意識していなくても⁣

これらは文字とともに⁣

並行認識されていて⁣

ぜんぶをひっくるめて⁣

「読む」ことだと⁣

幼少期からの習慣が⁣

脳に思い込ませている⁣

⁣⁣



⁣だから相も変わらず⁣

いわゆる「本」に拘るんだと思う⁣

⁣⁣


⁣さらにいえば⁣

これがたぶん⁣

「アナログ」が好きな理由なんだと思う⁣





–––✧✧✧–––– ❖ ––––✦✦✦–––





(写真を近況ノート”「23.目眩く捲る世界 〜それが好きな訳〜⁣」のノート⁣”に載せました)

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