第5話 キングオブ怪盗vsFBI&CIA

「やっとこの日が来たな!」僕は嬉しそうにマイクを見る。マイクも頷いている。僕たちキングオブ怪盗は、決戦の場所である国立国際銀行に向かった。キングオブ怪盗が、100000000000000ドル(日本円で一兆円)を盗むのか、FBI&CIAが僕たちを捕まえるのが先か。僕たちは心を躍らせていた。その時、FBI&CIAでは、混乱が生じていた。なぜなら、キングオブ怪盗から予告状が届いたからだ。そして、捜査が進められた。勿論FBIの捜査員の中には僕の父が、CIAの捜査員の中には僕の母がいた。そして、時間になった。そして、キングオブ怪盗は場所に着いていた。マイクが状況を見に行った。「もうFBIと警察でいっぱいやった。そして、国立国際銀行は閉鎖されて、完全の警備だ。まぁ、そうなるのが分かっていて、予告状を送ったんだけどな。」計画通りに地下から入ることにした。穴を掘っていくのだ。まさか流石のFBIとCIAでも気づかないよな。と思ったからだ。予想通り侵入には成功した。「ここからが、本番だ。気を引き締めろ。」僕は、みんなに忠告した。そして、赤外線センサーを通り抜けてやっと金庫に着いた。その時だ、FBI捜査官が待ち構えていた。そして、最強だったキングオブ怪盗があっけなく囲まれてしまった。FBIの中から聞き慣れた声が聞こえた。「大泥棒集団のキングオブ怪盗もう逃げられない、白状しろ。そして、おまえらのリーダーは誰だ。前に出てこい。」その声の正体は父だ。僕は前に出た。マスクをしている為、父は気づいていない。父は「マスクを外せ。」とと言った。僕は恐る恐るマスクを外した。すると父は「嘘だろ。なぜお前がそこにいる。」父は自分の息子が、キングオブ怪盗のリーダーと知りショックを感じたのだ。父が立ち尽くしたその時だ。ヘリの音が鳴ったかと思うと、上を見るとヘリと月が見える。ヘリの下に付いた網には大量のお金が入っていた。つまり、建物が吹き飛んだのだ。正しく言うと、キングオブ怪盗が建物を爆破したのだ。すると、ロープが垂れて来たので、それに捕まった。FBI捜査官があっけに取られている隙に、脱出したのだ。キングオブ怪盗の勝利であった。父は、息子がキングオブ怪盗のリーダーだったことへのショックと、驚きの脱出方法にただ、呆然としていた。キングオブ怪盗はと言うと、喜びに満ちていた。そして、僕はマイクに「助けに来るのが遅いよ。相手に正体がバレたじゃないか。」と笑顔で言った。マイクは、「ごめんごめん、お金回収するのに時間がかかっちゃって。」と嬉しそうであった。

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