第2話 自覚なき差別はタチ悪い①
皆さんは、自分では
「正義」とか、
「マナー」だとか思ってたものが、
実は真逆の
「悪」
「マナー違反」だった!……なんて経験とか、ありますか?
解りやすい例を挙げると、エスカレーターで片側を空ける件。
これは、急いでいる人が進める様にする「マナー」と思いがちですよね。
でも、コレ。やってはいけないことなんです。
人がエスカレーターを登る振動をセンサーが「地震」と勘違いして、エスカレーターを急停止させる可能性があるからです。
エスカレーター周辺をよく見れば、そのような注意書きが書いてある場合があったりしますね。
要するに、エスカレーターを登る行為はもちろん、それを助長するかの様な片側空けも、本来ならば「悪行」「マナー違反」ということになります。
この様に、自分が正義と思ってたことが、道理から考えれば、実は悪だったなんてことが結構あったりします。
……まあ、「道理」ってのも視点が違えばまた違う考え方もあったりするのでアレですが、それ以前に自分で考えずに「その他大勢」に流されている面々が多すぎるって話です。
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