仮面レイダーV7

羽弦トリス

第1話恐怖・ビール男

「私がチョッカー日本支部の責任者・ガラムマサラ大佐だ!今までの日本支部長はコートジボワール支部に左遷された。この私が中東支部から来たからには、お前らが完全に改造する前に逃げれられた、仮面レイダーV7の抹殺だ!そして、先ずは日本を征服する」


ピンポンパンポン


「私がチョッカー最高司令官の首領だ。どうだ?ガラムマサラ大佐、日本支部の様子は?」

「ははっ、施設も整い、日本征服も容易いでしょう。このガラムマサラにお任せ下さい。首領。必ずV7を血祭りに挙げ、日本を征服いたします。今日は私が中東支部から連れてきた怪人がいます。ここに呼んでもよろしいでしょうか?」

「構わん。連れてこい!」

ガラムマサラ大佐は怪人控え室からその怪人を呼んだ。


「ビール男よ!ビール男よ!」

すると、控え室からビール男が現れた。

「ガラムマサラ大佐よ、この怪人の得意技はなんだ?」

「酒をチャンポンしても、決して吐きません、そうだな?ビール男よ?」

「ビール、ビール。オレはマッカランが好きだ!」

「しっ!ビール男よ、そんな事を聞いているのではないぞチョッカー首領は!」

「ビール男よ、お前は仮面レイダーV7を倒せるんだな?」

「オレに任せろ!首領」

「では、今すぐ山田猛やまだたけし否、仮面レイダーV7を倒してこい!」


喫茶室、マメーゴ。

「おやっさん、今日はコーヒーじゃなくて、ビールの気分だな~」

「おお、そうかそうか。喫茶室閉店して、ビールでも飲むか~?」

おやっさんは、店を片付け始めて、山田も手伝い、白木屋に向かった。

すると、道を塞がれた。

「何者だっ!」

「ビール、ビール」

「あっ、貴様はビール男!」

おやっさんが叫ぶ!


「この、ビール男様がお前ら2人とも、血祭りに挙げてやるっ!」

「なんだって!このヤロー」

おやっさんは、足元に転がっていた小石をビール男に向かっ投げた!


パリン



「あわわわわ、身体のガラス瓶が割れちゃった。チョッカーの皆さん早くガムテープを……」

チョッカー戦闘員はオロオロとした。こんな所にガムテープはない。

「レイダー変、、、」

「山田猛、まだ、変身しないでくれっ。オッサン、ガムテープ分けてくれたら、思いっきりビールを飲ませてやるから」

おやっさんは、店内に戻りガムテープでビール男の身体の割れた部分をふさいであけだ。


おやっさん、山田猛は存分にビールを楽しんだ。

チョッカー日本支部のガラムマサラ大佐は、激怒した。

2人を殺さず、ノコノコと帰ってきたビール男に、

「お前は、日本支部には合わない」

すると、ガラムマサラ大佐はビール男の胴体に大きな穴を開けて処刑した。

ビール男は今夜は通夜で、明日、葬式らしい。

ま、ビール男を倒したつもりでいる、おやっさんと山田猛はスナックに向かっていた。

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