やっぱり神様は負けず嫌い NG集

 【あのホームレスに七億を…… 2より】

 NGシーン


 ★テイク1

「えー! じゃあ姉様はあやかりたくないの? 七億yen」


「そりゃあ、まあ……あやかりたいかあや……ごめん噛んだ」



 ★テイク2

「えー! じゃあ姉様はあやかりたくないの? 七億yen」


「そりゃあ、まあ……あやかりたいかあやかって言えばあやたいけど……だあー! 上手く言えない! ちょっとヒイラギちゃん言ってみてよ」


「え? あ、はい。そりゃあ、まあ……あやかりたいかあやかりたくないかで言えばあやかりたいけど……っていうかあなたのyenって言い方なんかムカつく」


「やるわね」



 ★テイク3

「えー! じゃあ姉様はあやかりたくないの? 七億yen」


「そりゃあ、まあ……あやかりたいかあやかりたくないかで言えばあやかりたいけど。やった! 上手く言えた!!」


「ちょっと、姉様ー!!」


「ごめん、嬉しくてつい……」



 【あのホームレスに七億を…… 1より】

 NGシーン


 ★テイク1

「それ!! もう姉様ったらー、そういう事はもっと早く言って下さいよ」


 ヒイラギは一瞬でへとお着替えしました。


「何? その格好。……っていうか本当に何? その格好」


「間違えました」



 ★テイク2

「それ!! もう姉様ったらー、そういう事はもっと早く言って下さいよ」


 ヒイラギは一瞬でしました。


「わざとやってない?」


「ばれました? テヘ」


「でもその衣装ちょっと可愛いかも」


「え? 本当ですか!? 実は姉様の分もあるんですよ。じゃーん! 姉様には魔法少女シャイニーマスカットです」



 ★テイク3

「それ!! もう姉様ったらー、そういう事はもっと早く言って下さいよ」


 ヒイラギは一瞬でセーラー服へとお着替えしました。


「…………」


「ちょ、姉様、台詞台詞」


「あ、ごめん。もう一回くらいはふざけると思って油断してた」


「もう、姉様ったらこの欲しがり屋さんめ! 実はストックまだまだ沢山あるんですよ。次どれ行っちゃいます?」


「ごめん、悪かったから勘弁して」



 【天真爛漫な妹神 5より】

 ★NGテイク


 ヒイラギにマイクを渡され、しぶしぶ壇上へ上がる神様。


「し、仕方ないわね。では、コホン……。みんなー! 今日は私の為に来てくれてありがとうー!! 私のことが見えてる人は手を挙げてー!!」


 「「「はい!!」」」


「って、全員挙げるんかい!! …………ねえ、これOKで良くない? えー? ダメ? あ、そう……残念」

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