神様と罰当たりな暴走族 1
神様には近頃悩みがあります。
「ブオォォーン! ブォンブォンブォン!」
「ヒャッハー!」
「ブォンブォンブォンブォンブォンブォン!!」
夜な夜な境内に現れる暴走族。どうやら良さげな感じの廃れ具合が彼らの心をくすぐってしまったようなのです。
「あああああ!! もー! うるさーい!!」
無理もありません。もう何日も安眠から遠ざかっているのですから。
「もう、我慢できない。こうなったらあのクズどもを絶対に追い出してやる! 神を怒らせたことを後悔させてやるんだから! ふはははは――」
神様らしからぬ発言です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます