その①「プロット」を組もう

 貴方は見事、書籍化の権利を勝ち取りデビューする運びとなりました。おめでとございます。

 おそらく、第一作に関して言えば、既に原稿は存在している筈なので、プロットはいらないかもしれません。

 ……が。

 第二巻(二作目)は違います。

 貴方はプロットを作り、それを編集様へ送らないといけません。

 社会人経験ある方ならば身に染みていると思いますが、これは「口頭よりも文章の方が残る」為です。口での説明はあくまでも補助です。

「プロットの組み方なんか知らないよ!」

 その通り。僕も正式?なやり方は知りません。物語の勉強とか人生でしたことないですしね。

 でも、逆に考えてください。プロットも「文章」です。

 この段階で、作品が出来上がるまで唯一の読者様である編集様に、面白さを伝えられないのであれば、それは何処かで破綻しているか、書き方が悪いのです。

 要は「この巻:作品で、私はこれを書きたい!」が伝われば良いと思っています。

 僕の場合は、全体・各部・補足、という感じで1巻分5000字弱くらいですね。

 ……なお、面白くなれば初期プロットは容赦なく捨てます。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る