第3話 新たな仲間②

「次からどうする。」僕が聞いた。千太は、「一度学校に戻ろう、もしかしたら他のみんなに会えるかも知れない。」学校に戻ると、男の子が1人立っていた。僕は、その子に話しかけてた。「ねぇ君、名前は何て言うの?何年生?」と聞くと、男の子は「僕は、反田倒摩。五年生。」と言った。僕は、「よろしく。僕は、長月秋夫。六年生。もう1人の男子は、僕の同級生で、新田千太。そこにいる女子も同級生で、九楽水菜。その隣にいるのが、水菜の弟の元太郎だ。」そう言うと、倒摩にも戦闘用具を渡した。そして、とにかく学校の中に向かった。学校の中は薄暗く不気味だった。進んでいくと、女の子の泣き声が聞こえた。「お父さん、お母さんどこにいるの。」僕達は、恐る恐る近づいて行った。すると、倒摩君は「美和ちゃん?」と恐る恐る言った。すると、その子は「えっ、倒摩君?なの?」と言った。倒摩君は、「やっぱり、美和ちゃんだ。」と言って近づいた。その子は白石美和ちゃん、倒摩の同級生だ。その子にも、装備を付けさせて、連れて行くことにした。

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