第22話

「ヨリ戻したらいいんじゃないかしら...?」


山野井さんは食べ終わり、箸を置いた。


「私ね、あなたのこと、真島さんに相談されてたの。謝りたいけど、元カレになかなか謝れなくて...って。どうしても素直になれなかったんだって。


たまたま、同じ会社にいたし、隣人のよしみで今回のこと、企んでみたの」


「そ、そうなんすね...」


「で、あいつは直接、謝れないし、

面と向かって好きとか言えないから、インコを使って、間接的に告白と謝罪をしてみせたわけですね...!」


「うん、そうそう!!」








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