第10話
辛かった・・・・・・・と
学校が終わり、相川も帰っていたが、空はぐったりとしていた
それもそのはず、休み時間は教室案内として引っ張り回されて、授業中には質問攻め
心身ともに疲れていた
「空ー。一緒に・・・・・・・」
空に再び災難が降り掛かろうとしたが、空は担任に肩を叩かれた
「白柳 空ー。相談室行くぞ」
空は一言、瑠璃に謝ってから担任について行った
瑠璃はそんな空を見て、頬を膨らませるが我慢する。
凛は部活で、
瑠璃は部活が休みだったことを忘れていたことも相まって帰る約束をしておらず、今日は一人で帰ることになってしまったのだ
授業が終わるとともに揚々と出したテニスラケットを渋々、バックの中に入れて校門を出る
瑠璃はなんとなくスキップして帰って、家に着くと同時に自室のベッドにダイブする
そして、スマホを取り出し、寛いでいると
一つのチャイムが鳴った
「誰だろ。・・・・・はーい」
インターホンから返事をする
「あの、今泉君いますか?」
「今いませんけど、もうすぐ帰ってくると思うので上がってください」
瑠璃は、鍵を開けようとするが
「いえ、ここでいいです。再婚すると聞いていたので、ただ報告に来ました。・・・・・《私は今泉 空に虐められていた者です》」
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