叡智の魔王

どれいく

第1話不思議な出会い

この世界は不思議だ。いまだ解明されていないこともいっぱいあるし科学の一言では片づけられない。


そう、ずっとおもっていた。悪魔だとか天使だとか神だとか否定する人はおおいけれど、皆そのくらいの知識はある。


「なんでだろう。カミサマとかいても不思議じゃないのに」「そんなの当然でしょ。さっさと仕事行きなさい」


俺はもう20代だが実家暮らしだ。しかも高いカネで専門学校をでたのにも関わらずフリーターだ。ようするに遊んでしまったわけだ。


「はあ・・・だるいなあ」


その日も普通の夜だった。ただその日は性欲がやばかったのでそのテのサイトを閲覧していた。1つ普通の男性とちがうところは・・・アレの行為はしないというところだ。と、いうか。


「やりかたはどうすればいいのかいまだにわからない・・・本能に忠実になれないというかどうすればいいのだろうか」


そんなときだった。


「手伝ってあげようか?」


ふいに冷たい雰囲気がした。


「え・・?まじか!幽霊?」


「怖がらないの・・・?変な人」


「すごいな!やはり幽霊はいたか・・!」


普通は怖がるのかもしれないが正直怖いというより未知の遭遇の興奮のほうがよほどすごかった。いままでいないと思ってしまっていた非現実との遭遇・・・これが始まりだった。


_____これは私たちが出会う物語。

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