第7話 ステータス

「そうじゃレイン?

説明も聞かずに教会を出てしまったからワシから説明するぞ。

魔力覚醒の儀式の後は魔力回路が開通されて、

ステータスという魔法が使えるようになるのじゃ!

ステータスと念じて見なさい」ポール


「ステータス・・・。ウワ!ナニコレ!」俺


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名前:レイン・フォースター


年齢:10歳

属性:雷・風・水


レベル  1

体力: 10

力 : 10

魔力:200

知力:100

速さ: 10

器用: 50

運 :100


称号:導かれしもの。

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「どうじゃった?おもしろいじゃろ!」ポール


「なにこれ?体力10とかショボ・・・」俺


「何を言っとるか!10歳で10もありゃ大したもんだぞ」ポール


「そうなの?魔力200あるけど」俺


「なに・・・。レベル1で200なんて数値は前代未聞じゃな!

それは黙っておくのじゃぞ!」ポール


「爺ちゃん顔が怖いよ!分かったから笑って!」俺


因みに以下は爺ちゃんのステータスらしい。

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名前:ポール・フォースター


年齢:50歳

属性:火


レベル 40 

体力:200

力 :500

魔力:200

知力:100

速さ:200

器用:200

運 :100


称号:元フォースター辺境伯

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爺ちゃんつおい!


「辺境伯ってことはここは国の端ってこと?」俺


「そうじゃ。

ここはセブンス王国の最南端の領で、

更に南には魔の森と魔の山脈がそびえ、

東にはドラグニル帝国がある。

この街ファブールも一度はドラグニル帝国に乗っ取られたが、

すぐさまセブンス王国が取り返したから、

今はセブンス王国だな。」ポール


「西と北は?」俺


「西は海じゃな。

北は王都のある方角になる。大まかな説明じゃがな・・・」ポール


「ありがとう。そんな感じなんだ・・・。」俺

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