三日目アナザーサイド/ルーは考えていた
……最近……園歌と全然会話してない!うぅ……園歌……園歌……ハッ!いけない!このままじゃ大会にも支障が出る!うぅどうしよ……。ん?レインに何やら着信が……
「園歌からだ……」
何だろ。えー何々……『明日会いに行くから部屋開けてて』……え!?会いに来るの!?あぁうどうしよ服どれにしよう髪型変じゃないかな!?あっ何言おうか考えておくべきじゃない!?あぁどうしよ何から考えよ……!?
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「で、私に会いに来た。と」
「ハイ……」
結局何にも分からないままシーの所に来てしまった……うぅ一番相談しやすそうなのがシーだけだったから……割と一緒に生活してるから話しやすいんだ。
「ま、いいよ。それでどんな理由で相談しようって来たの?」
「まぁかくかくしかじかデス……」
「デートプランねぇ……」
うぅ……こんな深夜でも話を聞いてくれるシーは本当に優しい……どうしたらいいんだろう?
「とりあえず明日はここの花畑エリアが光るらしいから、そこをデートスポットにしたら?なんか教会イベントもあるらしいし」
「成程!流石デスね!」
「後は……まぁその時その時で考えたらいいんじゃない?」
「成程デスね……ありがとデス!為になりマス!」
「……後、そのよく分かんない話し方止めたら?」
「えー……」
園歌はこういう話し方を好きだと思うんだけどなぁ……他の人には不評みたい。よく分かんないけど……うーんしょうがないのかもしれないね。残念だけど……
「でも今更止めろと言われマシても……」
「……じゃ、せめてプロポーズするときくらいは普通に喋ったら?」
「ハイ!そうしマス!」
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「うぅ……」
結局あの後なんだかんだで眠れなかったや……今何時だろコレ。えー何々九時……
「九時ィ!?」
ワァ!?ヤバイヤバイ今から準備となると色々することあるし色々服とかメイクとか……髪型は変じゃないですよね?!どうしよもうこれ!?あうぅと、とりあえずごはん……
「レインに着信!?」
うわぁ今から来るって?!ちょっと待って今はマジであぁうどうしたらいいんだろ!?と、とにかく一度落ち着いて……
「うぅ……」
飯食ってる場合じゃない!でも何すればいいのか分かんないよ!どうしよう本当に……と、とにかく……園歌と一回着て行っていい感じの反応を見せた服を着ていく!
「よし!」
後は髪型を整えて……
「ルー?いるか?」
「ふひゃぁ?!」
も、もう来たの!?
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