銭湯で戦闘
「さーて早速旅館に来た訳だが……?」
「結構いるね人が」
「へー……」
ちなみにディグはラジオもあるので置いてきた。それにあいつ彼女の家に行くって言ってたから大丈夫だろ。最悪家の鍵はスペアを持たせている。さて旅館だが普通に旅館って感じの場所だ。木造の……アレ。
「本日はお越しいただきありがとうございます」
「オゥ!おもてなしって奴デスね!」
「そうだな、さて俺らの部屋は……」
さて。今日のパーティーはまず俺、そしてルーとシー。ネカは仕事がアレコレで来れないとの事であった。つまり事実上の両手に花と言う訳である。……まぁ、シーに関してはもう完全に娘として見られているのだが。
「こちらがお客様のお部屋にございます」
「大きい部屋」
「デスね!」
さてと……とりあえず風呂に入りに行くかぁ!
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「それにしても混浴とかあるんデスねこの温泉」
「……だね」
「ま、入りませんけどネ!」
「知ってた」
さぁ温泉に入ってみる事にしましょうかね!どんな風呂があるのかわくわくだね!っと、シーが温泉に関してよく分かってない感じだ。ここは先輩として教えてあげないとね!
「服はこのかごに入れておきマス!」
「……取られない?」
「流石に取られないと思いマス。日本人割とルール守る人ばっかりデスから」
「故郷だったら即泥棒されてる」
「まぁロッカーもありマスよ?金かかりますけど」
使ったら戻ってくる奴だから取られたくないならこっちに入れればいいね!まぁ別に取られて困る者は部屋に置いてあるから問題ないけど!と言う訳で浴場へ。
「おぉ……凄いデスね!」
「まずかけ湯を」
露天風呂もあるようだけど……まぁそれは後のお楽しみに!って事で今はとりあえずお湯に慣れておきますかね!この時期になるとお湯がなんか熱く感じると言うか……
「あっ結構熱い!」
「へー。こっちはぬるいよ」
「よく見れば熱いとぬるいって書いてありマスね……」
こういうのって文字が分からない人に対して不便だよなぁ。でも一回入ればどういう感じなのかは分かるし、なくてもいいってのは否めないけどさ。ちなみにサウナもあります。割と本格的なのが。
「サウナに行く」
やっぱ北国育ちはサウナが好きなんだろうか……あんな熱い部屋のどこがいいんだか。わざわざあんな我慢大会みたいな場所に入って何が楽しいんだろ。
「さて露天風呂に行くとしまショウ!」
こっちはこっちで色々変な風呂があるね、このよく分かんない風呂とか……何?五右衛門風呂って奴?まぁ入ってみますか!
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