第23話 総まとめ 学生のうちにやった方がいいこと

 特に十代は何もできず、その分の苦労が二十代にやってきた。運動をろくにしていない&不眠症で寝れてないせいで、体力がガタ落ちした辛さもあったので、十代のうちにできることをやるに越したことはない。

 何がどれほどその人にとって効果があるかは分からないが、一応書いておく。


 ・警察に相談する。詳しくは調べてね。

 一、相談窓口#9110。電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口に直接つながる、全国共通の電話番号。

 最寄りの警察署がわかる場合は、そこにかける。

 二、『生活安全課』に相談したいことを言う。

 三、日にちを決め、相談を受けてくれる人の名前をメモする。

 ☆当日、制服で行くと未成年とわかる。場合により、シェルターに匿ってもらえる。

 四、資料を作って相談に行く。

 いつからどのような被害にあっているかなどの資料。証拠となる録音したものや、動画、写真などがあるとより良いのではないでしょうか。

「記録を残してください」と念を押し、被害相談の記録を残してもらおう。

 以上は警察への『相談実績』を作ろうということです。

 相談実績は警察に相談した場合、署で残してもらえる記録のこと。記録があれば、親に何かされたとき使える。


 ・捜索願不受理届の提出

 この届出があれば、警察が捜索しなくなる。(別居した後、追いかけ回してくることの回避)

 

 ・行政の相談窓口を利用する。

 厚生労働省のホームページに、さまざまな相談窓口がある。

 

 ・児童相談所に相談する。


 ・子どもシェルターを利用する。

 一時的に保護してもらえる。


 ・弁護士に相談。

 内容証明郵便を送ってもらう。

 毒親さんは世間体を気にする人が多いので、権力のある人から送ってもらうことで、接触を防げる可能性がある。


 ・裁判所に保護命令を申し立てる。

  裁判所に保護命令を申し立てることで、接近禁止仮処分命令を下してもらうことができる。

 (ただし、損害や危機が迫っているための証明が必要)


 ・自立援助ホームの利用。


 ・カウンセリング

 安くないけど、対面で愛着を入れてもらえる、全てを受け止めてもらえるのが大きい。

 親からお金をもらえるならもらって行く。

 

 ・本、ネットを活用する。

 理解を深めるための本、ワークブックなどで、少しでも解毒、セラピーをする。

 家にいる限り毒を浴び続けるものの、出せる毒は出しておいた方が、後が楽なのではないかと思っている。

 

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