第4話 星空の夢想

深夜に見上げる星空は、流星群でもないけれど。


誰にも内緒で屋根の上。

毛布にくるまり時間を忘れ、ひとり幾晩いくばん過ごしたか。


眺める空は同じでも、今は隣に君が居る。

2人グラスを傾けて。

君にもかつてそんな日が、あったろうかと夢想むそうする。

まぶたを閉じてあたまり、君との永遠とわを星へ願う。

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