第13話 照れくさい贈り物

贈り物は悩んでしまう。

君は何だって喜んでくれるけど。

君の好きな色、似合うもの。

呆れる程に向き合って。

歳を重ねても忘れがたい、そんな想いを贈りたい。


夜空の下で君との夕食を。

グラスにそそいだ気泡と共に、星のまたたき飲み干して。

胸元に鈍い輝き照れ臭く。


時が静かに流れてく。

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