第96話 96.最初はぺちゃパイ疑惑から・・・
今日で異世界に俺と女神様が来て8日目の朝
昨日はあれからアネルド商会の会頭のレオンさんとドウジャン商会の会頭の長男パーシヴァルお坊ちゃマンと俺の魔道具や食材の交渉をしていたみたいだが交渉は決裂
当然だな!!
アネルド商会の会頭のレオンさんとの契約は、売れた金額の半分がアネルド商会の利益、そして当然納品金額は販売金額の半分だから後払い
考えてみると、アネルド商会にめっちゃ有利になってるじゃん!!
俺の利益が少なすぎ?
まぁ~奴隷オークションで売られるハズだった奴隷50人は貰ったから良いか!!
超~美少女ばかり45人?若干歳いってる人も居たけど全員『リジェネレート』で再生して美少女にしちゃったから美少女!!
その美少女を俺の魔法で抽出した『肉食花の抽出液』を100万倍に希釈した『ポーション』10本分プラス金貨1000枚と交換
あ・・老齢だった家令と執事の男性5人も居たな!!
此れってボッタクリ?
金額ゼロの俺の魔力で錬成したクズポーションと超~美少女を交換したってレオンさんが知ったら卒倒しそうだな・・・絶対に喋らないけどな!!
それにしてもラッキーだった!!
城塞都市トレノア領主ジョージ・アディソンが美少年趣味で超~ラッキ~
レイラの話では領主館の中に20人近くの10歳前後の美少年ばかりを囲っているらしい
その中でも溺愛していたのは、自分の息子のマイクだ
そのマイクは原因不明の病気で余命幾許もない状態
溺愛したマイクのこの状況に暴走したトレノア領主ジョージがダンジョンの中に有ると言う万能回復薬『エリクサー』を獲得する為、ダンジョン攻略隊を編成する資金を捻出する為にダナンの城塞都市を滅亡させたなんてダナンの城塞都市の人間としては許せないだろうな
城塞都市トレノア領主ジョージが女に全く興味のない人間で本当に良かった!!
そうそうドウジャン商会とアネルド商会の商談決裂の後、ドウジャン商会の人達を宿泊させる為に別途作った黄色い屋根で統一した一戸建て20戸をドウジャン商会の使用人11人と護衛11人合計22人に家の中の魔道具の使い方を説明
当然
『欲しい!!』
『欲しい!!』
『欲しい!!』
『欲しい!!』
『欲しい!!』
と欲しいコール
当然殆どはアネルド商会が販売する事になっていたから却下
なのでアネルド商会に販売許可を出していない魔力増強の為、魔力が空になるまで夜間錬成していた品物で
等身大の鏡 100枚
ウォーターベッドと羽毛布団のセット 20セット
手に持つ部分にゴブリンの魔石を入れた20センチ程の棒の先端かスイッチを押すと火が出るだけの魔道具 50本
魔石を入れるとただ光るだけの魔道具(ルームライト) 100個
今出せる物の中でその位の商品を提示
当然値段は売ってみないと解らないらしい
ダンジョン産でドロップする魔道具も有るがどれも高価でオークションに掛けられ市場にはめったに出てこないらしい。
正直値段の付けようが無い商品ばかり
なのでドウジャン商会の拠点である人口10万人の城塞都市レイアードで行われるオークションに出品して、その利益の半額を俺が貰う事にした・・・
結局アネルド商会と同じ条件になってしまった・・・
そんな昨日の事を考えていると・・・
俺の下半身をモゾモゾと触る一本の手
「何でこのベッドにレイラが居るんだ?」
「昨日一緒にお風呂に入った後、髪を乾かしている間にご主人様~先に眠っちゃったじゃないですか~」
「お前が俺達がお風呂に入ろうとする所に乱入してきたからじゃないか!!」
そう俺と女神様が今日の朝錬成したままになつていた部屋の外を取り巻く透明なドームで覆われた360度パノラマジャングル風呂に入ろうと女神様の服を脱がさなきゃ・・
って思っていると所にレイラが狙ったように乱入して来たんだ!!
「お風呂に誘ってくれたじゃないですか~」
「それは他の皆にお風呂の魔道具の使い方や入り方を教えてもらう為に一回だけお願いしただけだぞ」
「ふふっ、ご主人様の秘密知ることが出来ましたしね~こんなに大きく反応してるじゃないですか~私の中に出しちゃって良いですよ~?
私・・全裸にされ手枷、足枷を入れられ馬車に乗せられて奴隷オークションに連れていかれる時すべてを諦めていたんです。
でも!!
ご主人様に助けて頂いて、こんな素晴らしい生活までさせて下さって凄く嬉しいんです。
ご主人様~私はご主人様の性奴隷でも良いですよ?どんな鬼畜な事でも受け入れられますよ?
一生縛られてご主人様だけの物になっても良いですよ?」
な・・何言っちゃってくれてるの~~!!
それは童貞の男子高校生にとっては魅力的な提案で・・めっちゃその提案に乗りたいけど・・
ダメだ!
ダメだ!
甘い誘惑に乗っちゃいけない!!
『俺は女神様一筋なんだ!!』
「レイラ、俺が男だと皆にバラして無いだろうな?女性達皆の視線が変なんだが・・」
「えええええええ~~私~ご主人様が男性だなんて言ってませんよ~?」
「言ってないって事は、何か有るんだろ!!」
「嫌だな~私を疑ってるんですか~?」
「当然だろ!!オイ!!俺のピーちゃんをシコシコ刺激するんじゃねぇ~」
「ふふっ~私が触りたいんですから良いじゃないですか~、それと~私、ご主人様が男性だと皆には喋っても居ないし何もバレるような事はしていませんよ?
ご主人様のぺちゃパイ疑惑からどうも皆にご主人様が男性だと徐々にバレたみたいですよ~」
「な・・何なんだ~その『ぺちゃパイ疑惑』って」
「ご主人様って超~美少女なのにお胸が全然無いでしょ?なので最初は『あんなに超美少女でスタイル抜群なのに残念なお胸ね』なんて話してたんですよ~~
そしたら~私がご主人様に迫ってるのを見て~不思議に思っちゃったんでしょうね~
私がご主人様を独り占めするんじゃ無いかと心配になってですね・・皆が私とご主人様を頻繁に意識するようになって・・ですね~
ご主人様の下半身がビンビンに反応してこんな風になってるのを見ちゃって気が付いちゃったみたいですぅ~~」
「じゃ~レイラが一口噛んでるじゃねえかよ!!」
「だって~ご主人様が男性だと解ったら、ご主人様の子供孕みたくてどうしようもなくなっちゃったんだもの仕方ないじゃないですか~
それにですね?
アルテナ様に膝枕されアルテナ様の下着をずっと見てギンギンにアソコを大きくしてスカートを持ち上げたアレ皆が見てるんだから私のせいだけじゃ無いですよ?
ご主人様が男性だとバレたのはご主人様の行動にも問題が有るんですからね?」
「じゃ~俺が男だと女性全員にはバレてると?」
「ハイしっかりとバレてますね!!全員がご主人様の子供を産みたいみたいですよ~?」
ええ~女性全員俺の子供を産みたいって~~?
めっちゃ理想のハーレム展開だけど
俺が望んだハーレム展開なんだけど・・・
「俺には心に決めた女神様が居るんだ~俺は女神様一筋なんだ~」
「やっぱりアルテナ様は女神様だったのですね?そしてご主人様は女神様の使徒様ですよね?」
な・・・何で~そうなる?
あ・俺、アルテナの事女神様って言っちゃってたよ~
でも普通、女神様って信じないよな?
「レイラ~嫌だな~アルテナが女神様な訳無いじゃん」
「ご主人様~胡麻化してもダメですよ~ご主人様は無自覚ですからお教えしますけれど、城壁を一瞬で構築したり家を一瞬で作ったり、このお城を瞬時に作ったり、私達の為の武器を瞬時に作る事なんて普通の人間には出来ないのですよ?あんな事が出来るのはこの世界でたった一人ご主人様だけです!!
そんなご主人様がアルテナ様を女神様って呼ばれたのです。
アルテナ様が女神様で、ご主人様がアルテナ様の使徒で間違いないと確信しました」
変な所で足が付いたって訳か・・
自業自得
でもどうしたら良い?
レイラは黙っていてくれるのだろうか?
「レイラ?」
「ハイ解っています!!お口チャックですね。お任せくださいご主人様~
タダ・・私をご主人様のお傍において頂きたいのですが・・ダメ・・ですか~?」
俺を上目使いに見つめて来るレイラ
めっちゃ可愛いんだけど・・・
「レイラ、言ってる事は凄く解るんだけどさ~俺のピーちゃんをコキコキしてるその手は何なんだ?」
「だって~ご主人様のコレ入れたいんだもの~」
「俺は女神様一筋だからダメ」
「じゃ~あぁ~女神様が良いって言ったら?」
「それは・・・・女神様と要相談って事で」
「じゃ~お傍に置いてくれるって事は?」
「女性皆の許可が有ればな」
「は~い。がんばりま~~す」
レイラはそう言ったまま、おれのピーちゃんを掴んだまままた眠るのだった・・・
「おい!!レイラ~寝るな~お前が変な事言ったから寝れないじゃ無いか~」
好きな事自分が言ったら、そのままスースー寝やがって~!!
はぁ~レイラにアソコ掴まれたままだし・・
レイラの変な言葉で、変に意識して眠れないし・・
まだ・・外は真っ暗だし・・
俺は、またまた魔力切れになるまで、色々な物を錬成し続けるのであった。
つづく・・・
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