第94話 94.お坊ちゃマンは節操なし

ドウジャン商会の商隊の馬車は全部で10台

ざっと見護衛はアネルド商会とは比べ物にならない程少ない11人

これで本当に山賊達から守れるのか?

って考えたんだけど、アネルド商会は奴隷50人を輸送していた事を考えると妥当?

俺はこの城壁内に泊める事自体は反対では無いので、即時に許可

巨大な鉄の両開きの門を開け城壁内に導き入れる。


中ではアネルド商会の使用人と護衛達37人と此処の住人となった奴隷50人がBBQと『ゴブカラ』や『天ぷら』を楽しみながら『オ〇ロ』の対戦で白熱中


お坊ちゃマンが早速何かを見つけたようで走って行きながら


「おおおおおおお~~此処は何というパラダイスだ~~!!美少女のばかりでは無いか~~」



と両手を上げ興奮している。

あいつ女神様を早速見つけやがった!!

「ねえねえ~君~もう僕は君の虜だ、君みたいな綺麗な人がこの世にいる何て~おれと結婚してくれ!!」

おい何俺のの女神様を口といてんの~~!!

「嫌です」

おお~流石女神様、即答で断ってる。

「一生贅沢な生活させてあげるよ」

「私今が幸せですから良いです」

どうするんだ?

一瞬悩んで周りを見たぞお坊ちゃマン?

何を見つけたかと思えばメイドさん達か~


『お坊ちゃマン!!お前は盛りの付いた犬みたいに女何ら誰でも良いのか?俺に結婚してくれって迫ったのは一体何だったんだ?お前は女何ら何でも良い節操無しなのか?それならオークの群れにぶち込んでハーレムさせてやろうか?』


レイラが言ってたんだ・・・

あのダンジョンで戦いながら

『若い女はオスのオークが、若い男はメスのオークがお楽しみするのだと・・』

どうもオークの精子は人間の女性を孕ませ易く、人間の若い男の精子はオークの雌を孕ませ易いらしいのだ・・

だからお坊ちゃマン!!

お前の後継者はオークの雌に産んでもらいなさい!!

干からびるまで搾り取られるらしいってレイラが言ってたぞ!!


お坊ちゃマンの奴、早速メイドさん達を口といているみたいだ

「ねね~ねぇ君~~めちゃめちゃ可愛い~~君でも良いから俺と結婚して欲しい~~!!」

「絶対にお断りします。私には心に決めたご主人様が居ます」


早速レイラに振られてる!!

お・・次に行ったぞお坊ちゃマン

「ねね~ねぇ君~~めちゃめちゃ可愛い~~君でも良いから俺と結婚して欲しい~~!!」

「絶対にお断りします。私には心に決めたご主人様が居ます」


あいつレリーナに同じことを言って断られてやんの

レリーナ断ったのは良いけど・・


『私には心に決めたご主人様が居ます』



って俺の事?

俺、皆には女の子認定されてるハズだよね?

知っているのは、一緒にお風呂に入った女神様とレイラだけ・・・のハズ!!


おい!!

お坊ちゃマン!!

まだ次に行くのかよ!!


・・・

・・・


って


お坊ちゃマン!!

「ねね~ねぇ君~~めちゃめちゃ可愛い~~君でも良いから俺と結婚して欲しい~~!!」



って何で女と見れば、同じ事しか言えないんだ?

それに申し込まれた女性全員の理文句が


「絶対にお断りします。私には心に決めたご主人様が居ます」


って何なんだ~~~!!



つづく・・・・

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