第9話後半 これからどうする〜

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数日後


俺がこの異世界アライートに来てから6日が経ち、自分のスキルやステータスについて、大体把握することができた。


まず、俺のステータスについてだが、一言で言えば化け物だった!


ずっと自分のステータスがなんで測定不能なのか分からなかったけど、ゴブリンとの戦闘の時に、理由が分かった。


なんと、俺のピヨピヨパンチを食らったゴブリンが一瞬にして弾け飛んだ!


あり得ないだろ!と思った俺は再確認のため、今度はダイヤモンド並みに硬い『ロックタートル』の甲羅で、もう一度試すと、なんとパンチ一発で粉々にした。


どこのワンパンヒーローかな?


そして俺は、この結果からある結論を導き出した。



俺のステータスに表記されている測定不能とは、バグでは無く、強すぎて表記できないだけであると知る事が出来た。


その後俺は、自分がどの位出来るのかを知る為に色々な事を試した。


まず試しに、100メートル走を全力ダッシュしたらボルトもびっくり、なんと5秒程で走る事ができたが、その代わり周りの木や地面に被害が出たので、全力疾走は控える事にした。


それから次はどれくらいの重さが持てるかを確認してみた結果、500キロほどの大岩を片手で持ち上げる事ができた。仕舞いには、大岩をもう一つ持ってお手玉が出来る程だ。


その他にも、耐久性や魔法なんかも試した結果、どう考えてもラノベなんかのチートキャラと同じ位ヤバイ!!


もし制御が出来ず、面倒な事になった場合の事を考えて、俺は憂鬱になった・・・


自分の化け物具合を確認し、落胆した後今度はスキルの方を確認することにした。


スキルの方については、これまでも幾つか使って来たので、これと言って問題は無く進んだのだが、唯一自動結界だけ試す事が出来なかった。


自動結界は、俺の意志とは無関係に発動する為、自分ではコントロールが出来ないので困った俺は、モンスターを使って実験を重ねてついに、自動結界の形状変化に成功した!


それから数日、俺はさらに自分のスキルやステータスの研鑽に明け暮れたお陰で、今では息をするように『天の目』を使い、思っただけで魔法を使えるようになった。

それに、運動能力も向上していたので、漫画やアニメのような動きや体術が出来るようになり、俺は森にいるモンスターたちと日々戦い、レベル上げや戦闘経験を積んでいった。


そんな中、俺はふと思った。


「なんか最近、当初の目的からかけ離れてるような気がするんだよなぁ〜」


そんな事を思いながらも、俺はモンスターを狩りまくった。


オーク討伐前


俺はそろそろ森を出ようと考えていたのだが、街のある方に行くためにはオークの集落を通ら無ければならない為、俺は準備をしていた。


「よし!これで準備OK!後は明日の為に、食事を作って腹ごしらえだ!」


俺はアイテムボックスから特製のタレに漬けておいたウルフ肉を取り出し、串に刺して焼いていく。


「うーん。やっぱりいい匂いだなぁ!後は、川で取れたイワナのような魚、オーウオを焼いてっと」


俺は料理を完成させた後、いつものように女神に料理を送ってから自分も食べ始める。


「いただきます。あーん、もぐもぐうん!やっぱり美味いな!」


食べ終わった後、俺は明日の為に早めにベットに入る。 


ベットに入ると俺は小言を呟いた。


「そろそろ米が食べたいなぁ〜。街のに行けばあるか?いや、そもそもこの世界に米ってあるんだろうか?」


俺はそう言いながら目を閉じた。


********************


以上で回想編が終了となります。

次回より第二章に入っていきますのでどうぞお楽しみに〜



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現在の圭太のステータス



名前  相田圭太

種族  人間

レベル 8

職業  料理人


ステータス 測定不能


装備

コートオブゴッティス

普通のシャツ

普通のズボン

天空のシューズ



スキル

鑑定 

全てのものを調べる事ができる。

   【人、モンスター、植物など全て】


道具召喚 


包丁召喚 

ペティナイフから解体用ナイフまであらゆる包丁を召喚する。

(自動洗浄機能、破損再生、紛失補償)


調理器具召喚

思い描いたあらゆる調理器具を召喚できる。

(自動洗浄、破損再生、紛失保証)


食器召喚

あらゆる食器を召喚する。

(自動洗浄、破損再生、紛失保証)



解体人【捌く者】

全てのものを切る事が出来る。

【有機物、無機物、霊など】

どんな物でも最適な解体が出来る。


貯蔵庫 【アイテムボックス】

あらゆる物を貯蔵出来る。生き物も可

容量無限、時間停止機能 自動選別機能


収集 【コレクター】

認識した物を手元に引き寄せる。

一度見たものを探し出す事が出来る。


温度管理、熟成管理 【管理人】

食材の温度を自由に変える事が出来る。

低温調理が出来る。

熟成させる事が出来る。



調味料精製

あらゆる調味料を作ることができる


生活魔法

火や水などを出す事が出来る。

その他にも、汚れや匂いなどを消す事が出来る。


言語理解

全ての言葉と文字がわかる。

書くことも出来る。

女神からのギフト

女神の寵愛(歩合制)


天の目

自分を中心として、半径50メートルを見ることができる。


解呪、解毒

あらゆる毒、呪いを消す事が出来る。


回復、再生

あらゆる怪我を癒やし、欠損を治す。


状態異常無効

あらゆるバフ、デバフを無効


自動結界

オート機能付きの結界であらゆる攻撃を防ぐ

(ドラゴンのブレスなら3発は耐えられる)

一度割られると、回復まで1日かかる。


気配感知  

自分の半径20メートル以内の生物の気配を感知し、さらに敵対意思などを察知する事ができるようになる。


(その他は、女神の気分しだい)


称号

女神の料理番 異世界の料理人 天才料理人

モンスターの厄災 

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