設定を語らずに、戦闘描写で全てを見せるその筆力。
「スピード感」と「濃密な戦況」を文字で書こうとすると相反する二つの要素を
両立させて描き出される激闘の連続に引き込まれます。
また特筆したいのは3話の出撃シーケンス。
人型兵器が戦う作品は数多くありますが「出撃シーン」にこれほどまでに
魅入られた作品はありません。
「技術の進んだロボット戦闘とはいえ、それはないでしょw」
「でたでた、無条件に強いパイロットが無双するヤツw」
と一回も思わせることなく進む、非の打ちどころのない圧巻の戦闘。
是非、読んで頂きたい作品です。