日記

日記(中学生編)

△△月△△日

今日僕は生まれて初めて恋をした。僕はその子に対する思いや、行き過ぎた妄想をこのノートに書こうと思う。


△△月××日

恋をした子の特徴だが、髪が短く、いい匂いで、英語の時間は隣の席で、気さくに僕に話しかけてくれる子だ。僕は根暗で、あまり前に出るような人間ではない。

そんな僕にとってあの子は天使のような存在だ。


××月〇〇日

今日はあの子を好きになって半年がたった。すごく日にちが空いてしまったのは理由があり、ただ書くことが無かったのだ。

無かったと言えば嘘になるが、このノートに書くほどのほどの気持ちが動いたわけでもないし進展などあるはずがない。

一つ言うなら英語の席替えであの子と隣では無くなった。ただそれだけ。


××月△△日

また日にちが空いてしまった。今月は高校入試があり、恋どころの話ではない。

ただ、偶然にもあの子と同じ学校を志望したので毎日勉強に明け暮れている。


××月××日

今日は最高の一日だ!なんと受かったのだ!あの子と同じ学校に!

「0228」と書かれた番号を見たときは不覚にも涙が出てきた。

来月から同じ学校に行ける...そんなことを考えるだけでにやけが止まらない。


××月□□日

今日をもって僕の中学校生活は終わってしまった。

しかし、僕の恋は3年の猶予をもらった。

これは神が僕にくれたご褒美なのかもしれない。神よ本当に感謝します。

1か月後には新しい場所での生活が始まる。

新しい生活に慣れつつ、あの子への想いを膨らませていこうと思う。


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