第6話 別に好きだから、助けに来たとかじゃないからな!!ただ、ヴェロンバのことが気になっただけだから!!勘違いするなよ!!

「どうするのが良いだろうか?やっぱり、ちょっとだけヴェロンバの様子が気になるから見に行こう!」


こうして、コーニエルは戦地へ向かった。








戦地は悲惨だった。


沢山の人が亡くなっていた。


コーニエルは、悪い想像をしてしまった。


「もしかして、ヴェロンバも………。」


コーニエルは、叫んだ。


「ヴェロンバ、どこだーー!!!ヴェロンバーー!!生きてんのかーー??おーい!!どこだーー!!ヴェロンバーー!!」


探し回った。


「コーニエル!!私はここよ!!」


ヴェロンバは、負傷した魔術師や騎士の手当てをしていた。


「逃げたんじゃなかったの?」


「逃げようと思ったが、気が変わった。助けてやるよ。」


「あなたに何ができるの?」


「それは分からない。が、俺にもできることがあるはずだ。」


「じゃあ、あなたのできる限りのことをして。」

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