告白を逃げてしまった(後藤綾香視点)

朝私が登校して呼び出しの手紙を見た

内容は放課後2階の踊り場に来てくださいという内容だ。

「誰かな?なんの用だろ?」  

そして放課後やってきて、踊り場に向かうとそこには好きな牧之原君がいた 

「好きです付き合ってください」  

牧之原君に告白された!?嬉しい   

おじきして手を差し伸べらたから手を取り告白を受けようとしようとしたところ、 下から話声が聞こえた この声は噂好きの滝本だ。この場面を見ればきっと噂を広げるだろう私は好きな人からの告白もありパニックになっていたのもあり、逃げるという選択を取った。

 


家に帰り冷静になった後後悔した。あの時告白を受け入れれば別に噂を広げられても問題ないことにあの場では気づかなかった。 

「私最低なことしてしまったな逃げるなんて選択肢を取った私を牧之原君はもう好きじゃないよね」

告白はとても勇気がいることだ。 私が何回もしようとしても出来なかったこと。 それをしてくれた牧之原君の勇気を踏みにじった

私がすることは1つ牧之原君を誘惑しまくってもう一度私に惚れさせること。 そして私が告白する そのためには見た目ももっと可愛くなる必要がある。

前に牧之原君がアニメキャラはロングヘアーが好きって言ってたからロングヘアーにしたら喜んでくれるかな? 

「後はコンタクトにしたほうがいいのかな?お母さん私眼鏡とコンタクトどっちが似合う?」

「そうねどっちも可愛いと思うけどしいていうならコンタクトかな」

「ありがとう」

使ってないけど一応私用の家にはコンタクトがある

目に物を入れるのは怖いけど、これも牧之原君を惚れさせるためだからやることにした

そして得意な料理で胃袋をつかむ

牧之原君は食堂で頼んでご飯を食べてるから、弁当を作ったら食べてくれるはず。

  



翌日髪をロングにしてコンタクトで登校した 

教室に着くと女子達が褒めてくれて、嬉しかったし自信に繋がった。

牧之原君が登校してきてイメチェンしてどう思ったかを思い切って聞いてみた。  

「牧之原君少しイメチェンしてみたんだけどどうかな?」

「凄く可愛いよ」

可愛いて言ってくれた!?凄い嬉しい 

そこから昼を一緒に食べないと誘い一緒に食べることに成功した。

美味しそうに私の弁当を食べてくれる  

あんな酷いことをしたのにこうやって一緒にいてくれる牧之原君は優しい。

周りのカップルに当てられて大胆に牧之原君にあーんをしてしまった。

私の顔も真っ赤だが牧之原君も真っ赤だった 

まだ私にドキドキしてくれるならまだ可能性はあるのかな?

お弁当を毎日作ってあげれることになったのは嬉しいただ私のわがままなのに食材費を全部負担してもらうのは申し訳ない。

昼ご飯を食べ終わりクラスの女子と会話する

牧之原君は何故か、男子から逃げているようだった。

帰る時天気は今にも雨が降りそうな天気だった。   

帰り道に公園の近くを通ったらにゃあと猫の鳴き声がした。 

「野良猫かな?久しぶりに猫触りたいな」  

公園を探すとダンボールに入れられた猫を見つけた近くには手紙がある。 

誰か拾ってあげてくださいという内容だ

「捨て猫なのね ごめん家お母さんが猫アレルギーなんだだから飼えないそのかわりに知り合いに聞いてみるね」  

何人か知り合いに聞いたが飼えないということだ。   

「そうだ牧之原君は動物好きて聞いたから飼えるかも」

早速牧之原君に電話してみた 

電話した結果は飼えるから公園に来てくれるということだ。

「牧之原君は優しいから飼ってもらえたらいっぱい可愛がってもらえると思うよ良かったね」

牧之原君が来てくれて状況を説明したら飼ってくれるとのこと家に連れ帰る前に、動物病院で診てもらうことになった。

結果は病気を持ってないとのことだ。

「後藤さんこの猫の名前何がいいと思う?」 

「そうだね牧之原君が今飼ってる猫の名前はなんでいうの?」 

「チョコだよ」 

「じゃあお菓子の名前にしようかな うーん..じゃあキャラメルはどう?」 

「いいねよし今日からお前はキャラメルだ。じゃあ自分キャラメルと一緒に帰るね」 

「牧之原君じゃあね」  

「うんまた明日」

やっぱり牧之原君は優しいこの人を好きになって良かった。



次のエピソードからは牧之原彰人視点に戻ります

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