受刑代行サービスです。
南雲
第1話
「お前は助かれ。」
男は息も絶え絶えになりながら私を見つめる。男を包丁を持って追い詰めている黒いコートを着た誰かには私が見えていないらしい。
私はここから動けないのだから助かるも何も運だろう。じっと誰か分からない者を見つめた。
そして男が息絶えたことを確認した誰かは泣きながら逃げ出した。
私は動けないまま男と一緒に朽ちた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます