無人島という有人島にはマンションが建っている

怠け猫

第1話「お風呂事変」

無人島マンションの中にある大浴場。

そこには一人の男が水風呂に入っていた。


「くぅぅ…きぃくぅ……」

彼の名前は美狛ノラオ。

このマンションの最初の入居者でありこの島随一の遊び人だ。

ノラオはいつも早朝に起きてランニングをしたあと、サウナと水風呂に入っている。

これを一年以上続けているんだから凄いよなぁ…………

俺だったら絶対続かないぜ……正直羨ましい…( ´Д`)


「やぁ~…にしても大変だったなぁ…」

あぁそういえば昨日は翔太と飯に行ったんだっけ?

何か大変っていってるけど。

「まさか翔太が酔っぱらって階段から落ちるとは思わなかったなぁ…」

………(*´・д・)

あれ翔太だったのかよ…Σ(´Д` )

なんか飲み屋の方で黒子たちが怪我人が出たってドタバタしてたってやつアイツだったのかよ!(´゚д゚`)

「まぁ…大丈夫だろ。さてとっ、あとは湯に暫く浸かったら上がるか」


ガラガラ

(´・ω・`)?<誰か来た?


「おっと、貸し切りじゃないみたいだな」

あれ?この声は…(・・?

「おー、大和」


あ……………(゜ロ゜)

アイヤァァァェェエエエΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!!


何で!?何やってんのこいつ!?Σ(゚д゚;)

か…彼女は藤宮大和、何故かこいつは普通に男湯に入っている。

なに?何やってんの?正気か?こやつ正気で御座るか?


「朝風呂とは珍しいな。今日はどうしたんだ?」

何で君は平然としてんの?(´゚д゚`)

「あぁ、何か起きたら汗だくでな。気持ち悪いからさっぱりしようかなと」

「あー、昨日は暑かったからな。」

え?俺がおかしい?俺がおかしいの?(゚Д゚≡゚Д゚)゙?

「ところで大和。何でお前男湯にいるんだ?」

「あれ?聞いてない?今日から混浴時間があるんだぜ」

なんだと!?管理人である俺の断りもなく誰がそんなことを( ・`д・´)

「それ誰が言ってたんだ?」

「管理人が昨日マンションのアナウンスで言ってたじゃんか」


…………(´・ω・`; )



ふん!(; ・` ω・´ )<どや!!


~おしまい~

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