第360話 9月
明日なんて来なければいい。
「あと、何が残っとん?」
「…『お米』の作文」
「解っとんなら、さっさと書きっ!」
「ううっ(ご飯は美味しい以外、何を書けと)」
「あれほど、さっさと済ましときって言うたのに」
般若な母ちゃんと、防災ポスターの絵具も乾かぬ8月31日の夜。
9月なんて来なければいい。
★☆★
私だけではない筈だ。
正確に言えば、これは8月30日の夜。
8月31日の夜は、ちゃんと寝とかんと始業式に遅刻するよね。
★
〖3年目〗まで、あと5話
☆★☆
次のお題は〖雲散霧消〗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます