第329話 金魚のフン

私に『第五王子の腰巾着』の仇名をつけ、

「庶子王子なんて、現国王が崩御すれば野良犬同然。

 そんな王子の金魚のフンなんてのみ以下だ」

と、青年貴族達は嘲笑う。


扉の前に私が立っていると、

その部屋の中に第五王子が居ると信じて疑わぬ彼等は、

王子が今、何処で、誰と会っているかなんて知ろうともしない。



★☆★


聖職者か、隣国の要人か、はたまた異母兄の王太子か…。

金魚のフンでいるのは、空蝉の術を使うため~ってのを考えたんだが…f(。。;)



☆★☆


次のお題は『台本通り』

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