第315話 2年後
『2年。2年だ。2年後の俺に賭けてくれ』
心を入れ替えたと、みっともなく縋りついてきた彼にあげた最後のチャンス。
宣言通り、パチンコを止めて、定職につき、それなりに安定した生活を送れるようになっていた。
でも、約束した日から2年後の今日。
ポストに入ってた、この督促状は、どういう事かな?
★☆★
ギャンブルもねー。
なかなかやめられないらしいねー。
「止める」と言って、止めたように見えても、隠し方が狡猾になっただけで、変わってなかった。
『賭けてくれ』なんて言ってた時点で、お察しだった。っていう。
☆★☆
次のお題は〖好奇心旺盛〗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます