第292話 バッカルコーン
背中に回された両腕。
腰に絡みつく両脚。
ガッチリと体を密着させられているから、
顔を埋めた双丘から逃げられずに、僕は窒息寸前。
声にならない呻き声を吐いて、また僕は君の中に精を放ち、
また君が綺麗になる。
クリオネのバッカルコーンに捕らわれたミジンウキマイマイ。
淫猥なサキュパスの、僕は餌。
★☆★
うわわ。
〖卒業アルバム〗の時に、ボツお題で〖バッカルコーン〗があった事が判明。
★
この時点で、"僕"は"君"の顔は見れないわけだが、ここに至るまでの経験則で"綺麗になっている"のが解っているって事で。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます