第237話 待ち合わせ

年甲斐もなくドキドキと脈打つ心臓。


逸る気持ちは抑え難く、

待ち合わせ場所に早く来すぎてしまった。


しかし、

それを差っ引いても遅い。

まだ来ぬのか?

いや、私もまだ心の準備が。

落ち着け。

落ち着け、私。


はっ。

奴が来た。


くそっ。

なんだ、あの憎らしいほど涼し気な余裕は。


「遅いぞ、武蔵。臆したか」




★☆★


武蔵×小次郎の待ち合わせ。

雌雄を決める真剣勝負。

BLちっくにしようとしたんだが…普通か。(;^_^A



☆★☆


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