第233話 七味唐辛子

「おうどん作ったから、今すぐ来て!」


町内に住む幼馴染からの突然の電話。

(もしかしたら…)

と、思わなくもなく、いそいそと支度する。


出されたうどんには、てんこ盛りの七味唐辛子。


「お母さんが補充した後、中蓋、つけ忘れてたみたいで…。

 私は、食べられないけど、勿体ないじゃない。

 だから、ね」




★☆★


補充したばかりの満杯七味の瓶一本分どばーっとかけてしまった幼馴染に、ディスポーザーとして呼ばれた模様。


但し、今、幼馴染の家で二人っきりだ。



予約の日を間違えてました。m(__)m



☆★☆


次のお題は〖名簿〗

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