第215話 奇縁 《1-009》-6⃣

10歳以上年上のカレは、

私の瑕を癒しながら、

やけっぱちに走りかけた身体を、

野獣の激しさで押さえつけてくれた。

「俺だけで充分だろ」

と。


「あれ? 皆、アヤと知り合いだったの?」


嘘でしょ。

お兄さんだなんて聞いてない。


どうしよう。

プロポーズにOKして今更だけど…

私、兄弟丼…しちゃってたの?




★☆★


『アヤちゃん、カレ(婚約者)家族と顔合わせする』の巻。


この後、

〖2年目:第151話 眼中にない 《1-009》-5⃣〗

https://kakuyomu.jp/works/16816700427843453546/episodes/16816927860475637564

となるわけであります。


カレ(婚約者)は、弟がアヤちゃんに一目ぼれした幼稚園時代、

高三(受験)→大学(一人暮らし)でした。

& 

どっちが越して来た。もしくは新興住宅




☆★☆


次のお題は〖昼下がり〗

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