第213話 小説

産休の編集の代わりに僕の担当になった西さんは、

著者近影込みで僕の小説のファンだったらしい。


ううっ。

こんな可愛い子がいたなんて知らなかった。

これを期にお近づきになりたい。


「来年、編集長の芥川さんと結婚するんです。

 式には、是非、先生も来てくださいね」


ここで書くの…辞めたくなってきた。




★☆★


裏設定


作家先生と芥川は同級生。

担当云々はともかく、出版社のパーティーとかでも、西さんと作家先生が会う事を阻止していたのは芥川。


産休を取った担当さんが帰って来るのと入れ替わりで、西さんは芥川と結婚して、辞めるか部署移動するんだろうね。

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