第206話 知る

「見の程を知れ!」

とは、自分ちの農具小屋の前に倒れていた少女を拾って恋に落ちたものの、その少女こそ、結婚前に行方不明になっていた此の国の王女様だったと知った彼が、衛兵達に言われた言葉である。


失意の中、

「足るを知れ」

と、行き遅れの娘を押し付けられたが、女なら誰でも同じは違わないか?




★☆★


『知る』の三段重ね^^



☆★☆


次のお題は〖にわか雨〗

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