第192話 伸びる ★

「大丈夫。キミは出来る子! 頑張れば、もっと伸びる筈!」


「君は、何を言いよるんぞ?」


「げっ! 課長!」


いつの間に帰ってきたのか。

背後に立つ課長の声に、ひっくり返る程驚くも、すぐに態勢を整え、臆せずに言い放つ。


「はい。暇なので、硬化した輪ゴムに、自らのポテンシャルを思い出させてました」




★☆★


だって、仕方ないじゃないか。

仕事してたら、思いついちゃったんだもん。


まぁ。私の場合は、別に注意されたわけじゃないけど…。



☆★☆


次のお題は〖情報量が多い〗


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