第122話 トップシークレット
厨子の中に棺を納めると、墓堀り職人や石工達は地上へ戻って酒盛りを始めた。
大神官が祈りを捧げるのに一昼夜はかかる、と、役人達が用意していたビールを振る舞ったのだ。
封印を施しながら王墓から出てきた大神官は、
「盗掘者共の片付けが済んだら報せよ」
と、死屍累々を過り仮眠用テントへ向かった。
★☆★
今日の墓堀り職人は、明日の墓泥棒。
王墓の在処というトップシークレット保持のための口封じが、
あったとかなかったとか。
あったとしたら、こんな感じかな~って。
☆★☆
次のお題は〖角砂糖〗
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