第068話 修学旅行

最初、何を言われているのか解らなかった。

修学旅行の自由行動の終わり時間が近づく。

点呼までに旅館に帰らなければならない。

確かに、まだ若干の時間の余裕はある。

だが、

「すみません。髪を切らさせて下さい」

って懇願されても、散髪する時間は流石に無い。


土産話としては面白かったかもしれんがな。




★☆★


まぁ。実話だ。

東京へ修学旅行へ行った時のこと。

美容師の卵かのう。

その頃は、まっつぐなロングだったから、

練習台としてドンピシャだったんだろうねぇ。


しかし、絶対近隣の高校ではない制服着た女子高生に声かけるかね?



☆★☆



次のお題は〖余裕のよっちゃん〗


ボツお題は〖学生〗

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