　昔の事だから大袈裟に伝わったに違い無い、と思われていた。

　この地震大国でそんな摩天楼を建てるなんて愚の骨頂。いや、そもそも建てる技術があるわけがない。夢物語の絵空事だと。

　しかし、それを信じ、諦めなかった人達は、直径1.3ｍの３本の柱を１本にした出雲大社の宇豆柱（うずばしら）を発掘・出土したのだ。

★☆★

現在の出雲大社の本殿は、高さ２４ｍらしい。

しかし、『口遊（くちずさみ）』という文書には『雲太（うんた）、和二（わに）、京三（きょうさん）』という言葉があり、奈良の東大寺大仏殿より大きかった事が認識されている（ちなみに、京三は、平安京の大極殿）。

東大寺大仏殿の高さは約４５ｍであったので、出雲国造家の伝承通り、高さ約４８ｍであった可能性は大きい。

３本の柱を束ねて直径約３ｍにした柱９本で支えられた、地上約４８ｍに浮かぶ本殿。見て見たかったな～。

☆★☆

次のお題は〖意地っ張り〗

かぼちゃワイン？　（←いや、最初に思い浮かんだだけなので、気にしないで）

ボツお題は〖機動隊〗

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