第041話 集団下校 ① 《2-041》-1⃣

ベランダで洗濯物を取り込んでると、

前の道を集団下校の黄色い帽子達が通る。


室内に向かって、

「ねえ。お宅のとも君もそろそろ帰って来るんじゃない?」


私のベッドを占領する彼は、

ガバッと起き上がるやいなや、

「ヤバっ!」とあたふた。


なんでこんな、奥さんに逃げられるようなコブ付きに惚れたかなぁ。




★☆★


男=嫁に逃げられた後は、実家暮らしか。

  母親が智君の面倒も見てくれてるんじゃない。

  この日は、夜勤明け、彼女の部屋に直帰(?)した。

  充君の帰宅時間に合わせて実家に帰ろうとしてた。

  (夕方~充君が寝る迄は、できるだけ家に居ようとしている的な)

女=在宅とか、仕事時間が夜とか。


なんかまあ、そんな感じ。

独身カポーだから、私にしては健全。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る