第040話 ホーホケキョ ★

春。

同居を始めたばかりのおとうさんにスマホの使い方を教えていると、

お舅さんが感心した声を漏らす度、息子は口を覆って笑うのを堪えている。


「たっくん。失礼でしょ」

「だって面白いんだもん」


「何が?」と聞くと、

もっとスマホを教えれば解るという。


お舅さんが声を漏らす。

「ほ~~」

「ホケキョ!」




★☆★


たっくん(幼稚園児ぐらい)一家の家は都会。

お舅さんのいた、たっくんパパの実家は田舎の山の中。


いつもは、盆と正月にしか里帰りをしないが、

同居するにあたり、たっくんは初めて春にパパの実家にいった。

そして、そこで初めて、鶯の鳴き声を聞いた。

って感じの設定です。

⇑を140字に入れるの…無理!



☆★☆


次のお題は〖集団下校〗

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