設定補足 強さの指標

 第17話でエトセラムが語った戦士の強さの指標を具体的に述べる。

 大まかに『上』『中』『下』と3つの区分に分け、更にその中で3つの区分に分けた各区分の強さを述べる。


下の下:全戦士プレイヤーの約10%がここに当たる。戦闘訓練を受けている最中の初心者。


下の中:全戦士プレイヤーの約15%がここに当たる。訓練を一通り修め初心者を脱却した程度。ここまで到達したら戦いが楽しくなってくる。


下の上:全戦士プレイヤーの約20%がここに当たる。武器戦闘の才能に乏しい者はここで頭打ちになる。少しでも才能があるならこの過程はすぐに通り過ぎる。


中の下:全戦士プレイヤーの約20%がここに当たる。だいたい中の下から中の中程度に到達したら一人前と呼ばれる。ここに到達するには自分独自の戦闘スタイルや読み合いの技術が不可欠


中の中:全戦士プレイヤーの約25%がここに当たる。並の才能ならここで頭打ち。


中の上:全戦士プレイヤーの約10%がここに当たる。多少なりとも殺気や気配といった言葉で表せない要素へ理解が不可欠。


上の下:全戦士プレイヤーの約0.5%がここに当たる。殺気や気配を操る技術が不可欠。殺気でフェイントをかけたりし始める。


上の中:全戦士プレイヤーの約0.2%がここに当たる。ここまで到達するには高度な魔改造や神を名乗る存在からの加護が不可欠とされる。


上の上:全戦士プレイヤーの内片手で数えられる程度がここに当たる。神がかっている。まして技量のみでたどり着くのは……


※『全戦士プレイヤー』とはゲームのプレイスタイルを確立した上で肉体を駆使した戦闘を生業とするプレイヤーを指す。商人や魔術師が手慰みに戦闘訓練を受けた場合などは除き、魔改造を受けた戦士、加護を受けた戦士は含む。

魔術師はこの指標で語りづらい強さを持つ。

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