　魔物を狩ることを専門とする狩人、または彼らが組んだ徒党のことを指す。

　古くは森に潜み魔物狩りの技術を高めた部族に端を発し、それがやがて外部からの参入者も受け入れ規模が膨らんでいった。

　彼らは魔術による肉体改造たる『魔改造』の創設者でもある。よって魔狩人の多くが身体に『魔改造』を施している。

　そして『魔術師の時代』には大きな街に行けば必ず支部がある程度に大規模な組織となっていた。

　しかし、時代が変わり『聖光教会』が台頭する中で徐々に排斥される流れとなり小規模な組織で細々とやりくりする者やソロで狩りを行う者が増えた。

　だが、魔術師のように完全に迫害されなかったのは彼らの技が有用であり、もたらされる恵みが望外であった事実に依る。

　『聖光教会』の本拠地から遠く離れ、魔物の生息域に近い村に拠点を置く者、魔物の生息域を転々とまわって狩りをする者など、現在のあり方は様々。

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